自分の足で一歩ずつ♪--自分を元気にする方法-- -155ページ目
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はじめの一歩

家のすぐ裏にサイクリングロードがありました。

500mごとにちゃんと距離表示もあります。
徒歩1分ほどの所なのに携帯もお財布も持たずに家を出ることがすごく怖かった。

しかも走っていってもその先で待っててくれる人はいない。


自分の足で

自分の満足いく所まで

自分のために

走る。


今まで自分の為に何かをしようなんて思ったことがなかった。

評価されたい

褒められたい

喜ばれたい


何かを頑張る時はいつもそんな気持ちがどこかにあった。

でも私はこの日初めて自分のための一歩を踏み出したのだ


・・・とちょっとかっこよさげに書いてみたところで現実は…

笑えることにジョギングなんてものも知らなかったものだから、いきなり全力疾走!

2キロで潰れました。もちろん翌日は起き上がれないほどの筋肉痛でした。

ストレッチなんてものも知らなかったのでそのまままた翌日も走りましたよ。

もちろん全力疾走!

最初の1ヶ月は『2キロ行って休んで2キロ帰る』の繰り返しでした。

今考えると恥ずかしい~~(//▽//)

出会い

はじめてブログというものを立ち上げてみました

テーマは

 

ランニング


私が走り始めたきっかけは

とあるランナーさんとの出会いでした。


お酒を飲みながら


「仕事って何してるの??」

「走ってるよ」

「へ?」

「俺ら走るのが仕事なんよ~」

(・・・佐○急便??)


その頃の私は「実業団」という言葉も知りませんでした。

これまで全く知らなかったスポーツの世界。

彼らのその生活に興味を持たずにはいられませんでした。


朝5時起床

朝練

朝食・二度寝

筋トレなど補強

昼食

ポイント練習

昼寝(笑)

夕食

マッサージなど

10時就寝


確かこんな感じだったと思います。


その頃なにもせずにゴロゴロと毎日を過ごしていた私にとって、世の中にはこんな時間の過ごし方をしている人がいるんだということがとても衝撃的でした。


ダラダラ仕事をしているだけで疲れて帰って食べて寝るだけ。

こんな自分がとても恥ずかしくなりました。


彼らはこんなにも毎日走っていて、それでいてこんなにも生き生きとしている。

このエネルギーはいったいどこからやってくるの??


その謎は解明できないまま、合宿期間を終えた彼らは遠い広島へと帰って行ってしまいました。


北海道の短い夏は彼らの帰還と共に終わった・・・


その寂しさを埋めるべく、気がつくと靴紐を締め、アスファルトの上に立っている私がいました。

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